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昭和初期のレトロな東京が見られる動画~東京節~

2010/11/03 No Comment

最近、歴史ブームというかレトロブームというか、何かと古いモノに注目が集まっています。

特に「東京という街」に関しては、NHKのブラタモリが人気をはくしているように、
その土地土地の歴史や街の成り立ちが大きくクローズアップされ、東京という街がもう一度見直される結果になっています。(ブラタモリの詳細はこちらからどうぞ)

今回はそんな人気の東京、特に昭和初期のレトロな東京の動画を見つけましたので紹介します。

動画のタイトルは、「東京節 Tokyo_bushi (Marching Through Georgia) Enka」。
私もあまりこの東京節については詳しくないので、 Wikipediaの説明を引用させてもらうと、

(東京節とは)大正時代を代表するコミックソングの作品で、東京という土地に愛着を示しながらもそれを可笑しく表現した特徴的な歌である。1919年にリリース。元々のメロディーはヘンリ・クレイ・ワークによって作曲されたアメリカ南北戦争時のシャーマン将軍の海への進軍の様子を描いた『ジョージア・マーチ』(または『マーチング・スルー・ジョージア』 Marching Through Georgia)であり、それに添田が歌詞をつけたもの(資料によっては作曲者が添田知道(添田さつき)や神長瞭月とされていることがある。

という事になります。

下は、この東京節の動画の中から、いくつか時代を感じさせるレトロな場面を抜粋してみました。

昭和初期の街並み

画像が小さめで見にくいかもしれませんが、これ以上大きくすると粗くなっちゃうのでご勘弁を。

左:丸の内 右:銀座

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左:浅草 右:国会議事堂

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銀座や丸の内は、ロンドンの街並みと言ってもウソだとバレないくらい、洗練された感じがしますね。

人と風俗

まだ、この昭和初期くらいですと、街中には着物の方が結構いらっしゃいますね。
女性だけではなくて、男性の中にもいる。今では男性の着物姿はあまり見かけなくなりました。
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左の写真ですが、建物の軒に書かれている文字は、「WARAINO OUKOKU 笑いの王国」、そして、そこから飛び出している幟にもかかれていますので、ここは浅草公園六区にあった常盤座だと考えて間違いないと思われます。

笑いの王国について私は何も知らないので、またWikipediaを引用させてもらいますと

笑の王國(わらいのおうこく、1933年4月1日 結成 – 1943年6月 解散)は、かつて存在した日本の軽演劇の劇団である。
1933年(昭和8年)4月、古川緑波(古川ロッパ)の発案による軽演劇の劇団「笑の王国」が設立、浅草公園六区の「常盤座」(現在のROX3)で旗揚げ公演が行われた[1]。設立の背景には、サイレント映画の終焉とトーキーの台頭によって、緑波ら人気活動弁士が職を失い、次の活路を見出さねばならなかったことがまずあげられる[1]。次に、六区ではなく浅草公園四区・浅草公園水族館での「カジノ・フォーリー」やほとんど四区に近い新興の「玉木座」(のちの松竹演芸館、現存せず)での「プペ・ダンサント」での榎本健一らの軽演劇に対抗しうる、六区の新しい演劇を、という意図があった[1]。(中略)「笑の王国」の演劇は、歌舞伎の演目を、めちゃくちゃに台なしにしてしまうような「アチャラカ」という手法を開発、観客を唖然とさせた[1]。

と言う事になるらしい。

古川ロッパという名前に聞き覚えがあると思ったら、今年フジテレビで放送されたテレビドラマ「わが家の歴史」で伊東四朗さんが彼の役をされてましたね。

右の写真の幟は恐らく笑いの王国の演目ではないと思われますが、民謡ジャズという響きが面白かったので何となく掲載しました。

東京節-動画

画像を紹介しただけでは歌が分からないと思いますので、動画も貼付しておきます。

また、このようなレトロな感じの動画を見つけましたら、ご紹介します。
今度は東京以外も探してみたいですね。

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