Home » Featured, ウェブデザイン, デザイン

株式会社セラク・日本画法を用いたアートワークのウェブデザイン

2009/12/25 No Comment

seraku01
和をテーマとしたウェブデザインを探していたら、つい先日にリニューアルされたばかりという株式会社セラクさんのウェブサイトを発見しました。
静的でありながらも深さを感じさせるようなテーマの選び方、そして見事なアートワークに目を見張るばかりです。
めっちゃかっこいい!

IT企業のウェブサイトとして、また、企業サイトとして一般的である画面レイアウトやデザインをあえて大きく変え、また、「和の美」というデザインコンセプトを掲げて取り組んだ今回のサイトデザインは、私たちが日本に属する企業として、その高い技術力や豊かな感性などに誇りを持ち自信をもって世界に発信しようという姿勢と、厳しい経済環境下だからこそ今までにないような新しいチャレンジを行い、当社の企業理念のひとつである「変化にチャレンジする」を体現するという強い意志とメッセージが込められています。

「和の美」をテーマに、斬新なアプローチでウェブサイトをリニューアル~イラストレーター:ウラ タダシ氏を迎え、日本画法を用いたアートワークを採用~ | エキサイトニュース

サイトの左側に表示されているメニューを非表示にして、絵と音楽をメインに鑑賞することもできます。
seraku02
こんな感じ

一つの大きな絵を徐々にスライドしながら流れていくようなスタイル。
マップもついているので、そこから自分の好きな一コマを選んで見るのも楽しい
seraku03

このアートワークを担当されたのはイラストレーターのウラタダシさん。
先日記事に書いた和のFlashが美しい多田屋のサイトのイラストを担当されたのもウラタダシさんです。

今回の件で、ブログや作品を色々拝見させていただいたのですが、世界観がすごく好きで一気にファンになってしまいました。柔らかな色彩の作品は優しい気持ちになり、今回のようなヴィヴィッドな作品の中にもどこか心の安らぎを感じさせてくれます。
語彙が少なくて、この気持ちを上手く表現出来ないのがもどかしいです。

ウラタダシさんによると

この絵はセラクを水に、セラクに関わる全ての人々を花鳥に見立てています。
日本的な四季を、「抽象/具象」「モノクロ/カラフル」「静/動」「日/月」など、多くの相反するモチーフの調和で描くことで、言葉では言い表せない「普遍的な日本の美」としてのJapanese identityを描きました。
uralog: 株式会社セラク | SERAKU Co., Ltd.

とのこと。

相反するモチーフを一つの絵の中におさめているのにも関わらず、どこかほっとするような作品に仕上がっているのは、私たちの心の奥底に刷り込まれたアイデンテティに訴えかけるのかもしれないですね。

昨日からずっとこのサイトばっかり見ています。

インターネットで社会の発展に貢献する 株式会社セラク

Leave your response!

Be nice. Keep it clean. Stay on topic. No spam.

This is a Gravatar-enabled weblog. To get your own globally-recognized-avatar, please register at Gravatar.